V11の内山高志「米国進出」「具志堅超えV14」の2大野望

2016年01月02日 15時34分

会見で新たな野望を明かした内山。左は田口良一

 WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36)が大みそか決戦のV11から2夜明けた2日に会見を行い、2大野望を掲げた。

 同級6位のオリバー・フローレス(24=ニカラグア)を3R1分47秒、TKOで下し連続防衛記録で日本人歴代単独2位に躍り出た内山は、次戦で本場・米国進出が浮上。元WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(29=ジャマイカ)が対戦相手の筆頭候補に挙がっている。

 念願のビッグマッチに向け内山は「決まったら全力で倒したい。すんなり決まれば、いつでもどこでもやる」と目を輝かせる。米国初進出となればファイトマネーなどの収入が日本国内での防衛戦より少なくなる可能性も高いが「それは仕方ない。セミとか人が入っているところでやれば知名度が上がると思いますし」と覚悟の上。KOダイナマイトの異名を取る拳で現地の評価を上げていく自信をのぞかせた。

 交渉がスムーズに進めば次戦は最速で4月になる見込み。さらに渡辺均会長は「(過去に故障を経験している)拳が大丈夫なら、できれば3つ(防衛戦を)やりたいですね」と2016年のプランを明かした。今年中に防衛をあと3つ重ねれば、具志堅用高氏の持つ日本人歴代最多の「13」を超える「V14」の金字塔を打ち立てることになる。これに内山も「やりたいですね。それは希望です。全て勝てば記録も更新できると思うので。年を取る前に」と呼応した。

 米国進出と日本記録の更新が見えてきた16年は、まさに内山にとって勝負の年。日本が誇るKOダイナマイトが、大きな飛躍を果たす。