ご褒美は「豪華ハネムーン」だ。WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(34=ワタナベ)が7日、シンガー・ソングライター、みなみらんぼう(70)の長女でヨガインストラクターの芽衣さん(35)と3月に結婚していたことを発表した。

 16日(日本時間17日)には米シカゴで亀田興毅(28)を相手にV2戦が控える。「待ちに待った試合。いよいよやるぞ、という気分。注目されたほうが力を発揮できるし、最後はKOしたい」と意気揚々と語った。

 興行の主催者からは成田―シカゴ間のエコノミークラスのチケットが送られてきた。世界戦を控えた約11時間のフライトがエコノミーとなると少々しんどいが…ジムの渡辺均会長(65)は「わずかな時間だから」と気にする様子はなし。その代わりとして興毅戦後に披露宴を計画する河野に「勝ったら新婚旅行をプレゼントする」と明かす。

 それも豪華なハネムーンだ。「望むなら世界一周旅行だっていい。せいぜい200万~300万ぐらいなもんでしょ」と太っ腹な同会長。これだけの予算があれば、ビジネスあるいはファーストクラスに乗って、高級ホテルに滞在できる。

 強烈なニンジンをぶら下げられた河野は、芽衣夫人にヨガの指導を受けていることもあり「パンチが伸びるようになった気がする。新婚パワーでKOします!」と宣言。

 夫人には、8月31日の会見で興毅がアポなし乱入した様子を「一般の人が不良に絡まれてるみたい」と評されたそうだが、ダンナは「一般の人」ではないことを拳で証明してセレブなハネムーンに旅立ちたいところだ。