WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ(11月11日、後楽園ホール)を控えた“9頭身モデルボクサー”高野人母美(28=協栄)が“顔面再崩壊”と隣り合わせの猛練習をしている。

 17日には左まぶたの上を赤く腫らして都内のジムに姿を見せた。普段のスパーリングでは元WBAフライ級王者の協栄ジム・坂田健史代表(35)を相手にしており「先週、打たれてしまって…」と打ち明けた。

 プロ唯一の黒星を喫した昨年6月のカイ・ジョンソン(竹原&畑山)戦ではまともに右を食らって顔面が崩壊しかけた。その再現ともなりかねない状況だが…気後れすることなく連日のスパーに臨んでいる。

 課題のスタミナ不足解消に向けては、酸素濃度を調整できる「トレーニングマスク」を導入。MAXの高度5000メートルの薄さにしたところ、1分と持たずに息切れして練習にならないハプニングもあったが、900メートルの状態にして、1時間ほどミットやサンドバッグを打ち続けた。

 とかく話題が先行しがちな美女ボクサーだが、初の世界挑戦へ向け練習は大マジだ。