【テキサス州コーパスクリスティ6日(日本時間7日)発】WBA世界バンタム級タイトルマッチが行われ、挑戦者の亀田和毅(24=亀田)は王者ジェイミー・マクドネル(29=英国)に0―3で判定負けし、王座奪取に失敗した。

 所持していたWBO世界同級王座を返上して臨んだ和毅は5月にマクドネルと対戦したが、1―2の判定で敗れて王座奪取に失敗。ジャッジ全員が1ポイント差という僅差の試合だったため、異例の連戦での再戦が実現した。

 だが、和毅のフットワークはマクドネルの圧力の前に封じられ、劣勢のまま終盤へ。最終12回にはマクドネルの右ストレートを受けてダウンを喫した。これが大きくポイントに響き、ジャッジは116―111、115―112、117―110の大差で王者を勝者とした。

 また、バンタム級ノンタイトル8回戦に臨んだ亀田大毅(26=亀田)はビクトル・ルイス(24=メキシコ)に1―2の判定で敗戦。1年9か月ぶりの復帰戦を白星で飾れなかった。