WBO世界フライ級王者の中谷潤人(24=M・T)が8日、ゴルフ場での走り込み練習を公開した。

 4月の同級タイトルマッチ(さいたまスーパーアリーナ)で山内涼太(角海老宝石)を8R(ラウンド)TKOで下し、2度目の防衛に成功。プロデビュー以来、無敗の23連勝(18KO)と快進撃を続けている。

 次戦に注目が集まる中、神奈川の相模湖カントリークラブで約2時間弱、走り込みを敢行。同地での走り込み練習は2回目だとして「アメリカ合宿に行かせてもらう前に、しっかりと刺激を体に入れていくのを意識して行えました」と手応えを口にした。

 さらに「普段走るのとはまた違った刺激も体に入りますし、芝の上を走らせてもらえるのでヒザにもいいかなと思っています」と話した。

 7月上旬に米国合宿から帰国してから現在までの練習については「スパーリングをコンスタントにやりながら、感覚を落とさないように練習に励めました」と好調をキープしていると強調。次戦を「秋ごろをメドに調整しています」とし、さらなる成長を誓った。