モデルボクサーとして人気を博す東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美(ともみ=28、協栄)が、初の世界戦に向けて“バッティングセンター特訓”を積んでいる。

 11月11日に東京・後楽園ホールでWBO女子世界スーパーフライ級王者ダニエラ・ロミナ・ベルムデス(26=アルゼンチン)に挑戦することが内定。正式決定を待つ身だが「そういうチャンスは、なかなかないと思う。ここからが本当の勝負」と闘志を燃やす。

 さらに高野は「最近趣味が野球なんです」と意外なマイブームを明かした。しばしば都内のバッティングセンターに通っているといい「動体視力も鍛えられますし。120キロくらいが打ちやすいですね」と笑みを浮かべた。女性が打つには、かなり難しい球速のはずだが、そこはボクサー。「パンチと大体、同じスピードなので」と、白球を相手の拳と重ね合わせてイメージトレーニングにつなげているようだ。

 9日は都内でセカンドDVD「~Interval~」の発売記念イベントに出席。「ちょっとムッチリしてると思います。リラックスした状態を見てもらえたら」と、9頭身の美ボディーが収録された同作をPRした。