ボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者の〝カネロ〟ことサウル・アルバレス(31=メキシコ)が、WBA世界ライトヘビー級スーパー王者のドミトリー・ビボル(ロシア)と再戦する可能性が浮上した。

 スペイン紙「マルカ」によると、英興行大手「マッチルーム」のプロモーター兼アシスタントのエディ・ハーン氏がカネロとビボルの再戦が2023年5月になることを明かしたという。

 カネロは9月17日にWBAスーパー&IBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との3戦目に臨む。同メディアによると、ハーン氏はビボル陣営との話し合いの中で「キミは9月に世界王座を防衛して(23年)5月にカネロと再戦するんだ」と話したという。

 今月7日、階級をライトヘビー級に上げたカネロはビボルに8年8か月ぶりとなる敗戦を喫した。ゴロフキンとの〝三部作〟に勝利し、その先のリベンジ戦につなげられるか。