井上尚弥 初防衛戦の相手「どちらでも」の真意

2015年07月13日 16時00分

グアム合宿に出発した大橋会長、井上尚弥(左から)ら

 WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(22)ら大橋ジムの選手4人が12日、4日間のグアム合宿に向け出発した。

 

 井上尚の初防衛戦の相手については、4日に同級1位のワーリト・パレナス(32=フィリピン)と同2位のダビ・カルモナ(24=メキシコ)が暫定王座決定戦を行い、引き分け。そのため先週来日したWBOのフランシスコ・バルカルセル会長(67)は「イノウエは好きなほうを選んでいい」と話している。

 

 そう言われれば、慎重に吟味するもの。ところが井上尚は「この階級でやっていれば、2人ともいずれはやる。相手選びは(大橋秀行)会長に任せているし、どちらでもいいです」と素っ気なかった。

 

 それも、そのはず。昨年12月30日の試合で右拳を痛めて長期休養中だが、この間に左を徹底的に鍛えた。「今は右より強くなってると思います。左で倒せるかも」というほどなので、誰とやろうがKOする自信があるということだ。

 

 2012年10月のプロデビュー以来、海外での合宿は初めて。練習以外の時間でやりたいことを聞かれると「海で遊びたいですね」と、この時は普通の22歳の若者の表情になった。