京口紘人が語った拳四朗戦の可能性「別に逃げているわけではない」 敵地でのV4戦は「クリアしてなんぼ」

2022年04月28日 18時15分

会見を行った京口紘人(東スポWeb)
会見を行った京口紘人(東スポWeb)

 WBAライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が、敵地での猛アピールに燃えている。

 6月10日(日本時間11日)にメキシコシティーで同級正規王者のエステバン・ベルムデス(メキシコ)とV4戦を兼ねた団体内統一戦が決まり、京口は28日の会見で「最高の舞台。日本人は強いと思われるようなパフォーマンスで内部統一したい」と意気込みを語った。

 昨年3月のアクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)戦以来、1年3か月ぶりの防衛戦。昨年9月に右手親指を骨折し、その後は左ヒジを負傷、同11月には左足の腸頸靱帯(ちょうけいじんたい)炎に見舞われた。一時は「めちゃめちゃ落ち込みました」と話す京口だが、先月からスパーリングを再開するなど再び前を向いた。

 2戦連続で海外が舞台となるが「近年の日本ボクシング界は従来の流れでは注目されない。国内でずっと防衛していっても…というのはすごく感じているので、こういうチャンスをもらえたことは逆に光栄。これをクリアしてなんぼかなと。緊張しますけど、楽しみのほうが大きい」と言う。

 さらに「アウェーだから絶対倒さないとという焦りはない」と京口。「自分のボクシングをすれば、現地のファンやジャッジにもしっかり評価されるのかなと。そうすれば中盤以降チャンスが来ると思っているので、しっかりイメージして臨みます」と力を込める。

 メキシコの高地対策はすでに着手しており、都内の施設で標高3000メートルの酸素濃度で汗を流している。また、現地には試合3週間前に入り、試合会場よりも高い標高3400メートルで調整する予定だという。

 そんな京口は「これをクリアすれば大きないろんな景色が見られるかな」と、防衛に成功すれば今後は他団体との統一戦も視野に入ってくる。その一方、WBC同級王者の寺地拳四朗(BMB)と〝日本人対決〟の可能性については次のように言及した。

「(以前)僕が言ったときに拳四朗選手サイドは『機会があれば』という感じだった。今は僕がそんな感じ。条件だったり、いろんなハードルをクリアしていかないと統一戦は実現しないと思っているので。別に逃げてるわけではないですし、逃げてるみたいなことも言われるんですけど、全然そんなことはなくて。いろんな事情があるので。拳四朗選手問わず他団体の王者もいる。そういう意味でもいろんな景色を見れるのかなと」

 ビッグマッチのチャンスをつかむためにも、京口は「メキシコという地でしっかりアピールしたいですね」と気合十分。まずは団体内統一戦で結果を残すつもりだ。

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