井上拓真 王座決定戦は“盛り上げて勝つ”

2015年06月25日 16時00分

拓真は気迫あふれるスパーリングを公開した

 盛り上げて勝つ。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(22=大橋)の弟で、7月6日に後楽園ホールで東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦に臨む井上拓真(19=大橋)が24日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。兄と並ぶプロ5戦目での東洋太平洋挑戦に「初のメーンなので、気持ちもめちゃ入っている」と気合を入れた。

 タイトル奪取が目標だが、一方で「ヤマ場を作りたい。お客さんを飽きさせない試合をしたい」という思いもある。父でトレーナーの真吾さん(43)は「前回の試合で2回、相手に効いている場面があったが、そこで畳み掛けることができなかった。すべてガムシャラにいくのではなく、今回は勝機を判断できるよう、意識していく」とメリハリの利いた試合を課題に挙げる。これができれば、自然と観客の盛り上がりにつながる。勝利だけでなく、エンターテインメント性を手にすることも目標だ。

 対戦相手となる同級2位のマーク・アンソニー・ヘラルド(23=フィリピン)はプロ39戦のキャリアを誇る。大橋秀行会長(50)は「今回の相手は強敵。非常に強い」としながらも「拓真は精神的にも強い。勝利を確信している」と好試合を予測。怪物と呼ばれる兄に続き、王座へ突っ走る。