アマ13冠・堤駿斗がプロ転向 井上尚弥&那須川天心と対戦熱望「将来的にやりたい」

2022年04月13日 16時23分

プロ転向会見に臨んだ堤駿斗(東スポWeb)
プロ転向会見に臨んだ堤駿斗(東スポWeb)

 アマチュアボクシング13冠の堤駿斗(22)が13日、東京・目黒区の志成ジムでプロ転向会見を行った。

 千葉・習志野高時代は6冠に加え、全日本選手権制覇。2016年世界ユース選手権(フライ級)では日本人初の優勝を果たし、アマボクシング〝最高傑作〟との呼び声も高い。この日、全身黒のスーツを着込んだ堤は「世界チャンピオンになることが夢だった。小さい時の夢をかなえるためにプロを決めた」と決意を口にした。

 プロテストは4月26日(東京・後楽園ホール)に決定。今後は「スーパーバンタム級、フェザー級で戦っていきたい」とビジョンを語る。すでに目標を「2年以内の世界王座獲得」と掲げているが、その理由は2024年パリ五輪出場を目指す弟・霊斗の存在だ。

「弟がパリ五輪に出る前に世界チャンピオンになって、いい刺激を与えたい。お互いに刺激し合う関係でいたい」

 一方、スーパーバンタム級と言えば、ボクシング界を席巻する〝モンスター〟の名が浮かんでくる。WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(29=大橋)は6月7日にWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との統一戦を行うが、その後はスーパーバンタム転級の可能性がある。堤は「今はまだ大きいことを言えませんが…」と前置きしつつ「そこを目標にしていますし、そうやって話題が出る選手になりたい」と目を輝かせる。井上とはスパーリング経験があり、堤は「全然、違います。でも何が違うかって言えない…」と今は圧倒されているが、将来の対決を熱望している。

 ターゲットはまだいる。幼なじみの〝キック界の神童〟那須川天心(23)だ。小学5年から始めたキックボクシングでは一緒のジムに通っており、K―1のエース・武尊との一戦(6月19日、東京ドーム)も観戦する予定。「今は刺激をもらいっぱなし」という那須川はボクシング転向が決まっている。堤は「階級が合えば、どうですかね…。オファーが来たら? やりたいです(笑い)」とひそかに対戦を夢見ている。

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