WBO王者・田中恒成 どうなる高山との統一戦

2015年06月16日 16時00分

誕生日のケーキに笑顔を見せる田中

 男子日本選手最速の5戦目で世界王座を獲得したWBO世界ミニマム級王者の田中恒成(畑中=中京大2年)が15日、20歳の誕生日を迎え、畑中ジムの畑中清詞会長(48)の家族が営む「パブレスト淳子」(名古屋市内)で誕生会を行った。

 

 田中の今後については、日本初の主要4団体世界王座獲得者であるIBF同級王者・高山勝成(32=仲里)との統一戦が期待されている。高山、田中本人はもちろん、高山が愛知・菊華高に通う“現役高校生”ということもあり、畑中会長も「大学生vs高校生の図式は面白い」と実現へ前向きのはずだった。

 

 だが冗舌だった畑中会長はこの日一転、貝に。「希望を言うのは簡単だけど…。高山が高校生のうちにやりたいけどね。パッキャオとメイウェザーのように(なかなかやらず)引っ張る手もある」とはぐらかした。唯一の具体的な内容は「12月31日の愛知県体育館を押さえてある」ことだけ。ただ「急に決まった時に“ハコ”がないと困るから」と説明。対戦相手などは白紙と強調した。とはいえ、話題性抜群の高山戦はぜひとも実現したいはず。最速王者になったものの、田中は「一日のうち、駅とかで何回か声をかけてもらえるぐらい。これでまだゴールじゃないんだ、と分かった。テレビも全国放送して、もっと多くの人に見てもらい、知ってもらいたい」と知名度の低さを痛感したという。あとはプロモーター同士の交渉次第だが、“真の王者”になるためには、大みそか統一戦こそ最高の手段だ。