【ボクシング】拳四朗陣営がJBCの対応に怒りの会見 寺地会長「憤りを覚えた」

2021年11月08日 16時58分

JBCへの不信感を口にする寺地永会長
JBCへの不信感を口にする寺地永会長

 ボクシング前WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)の実父で所属ジム会長の寺地永氏が、日本ボクシングコミッション(JBC)に不信感を募らせた。

 拳四朗陣営は9月のタイトルマッチで9ラウンド(R)に流血した場面に対するレフェリーの判断を問題視。原因を矢吹正道(緑)による故意のバッティングとみて、JBCに検証を求める意見書を提出した。その後、JBCから「バッティングか有効打かの判断には至らず、現場における判断としては不合理とまでは認められなかった」との返答を得ていた。

 これを受けて8日に京都府内で会見を行った寺地会長は「(試合の)結果に関しては何も文句を言っていない。ただ、あの9Rのバッティングに関しては拳四朗は止まっていた。交通事故でいったら10―0(の比率)で被害をこうむった。JBCの文面に『特段の問題もない』との表現で返されたことに憤りを覚えた。JBCとしてあれは間違いだったと認めればそれで済む話なのに、丸め込むような言い方をされたらこちらも感情的になる。不誠実さを垣間見ることになった」と怒りをにじませた。同席した陣営の辻口信良弁護士は「(JBC)に改めて文書を出すということは考えていない」とした。

 再戦の可能性も浮上する中、拳四朗の現役続行について寺地会長は「続けるとは思う。練習はまだしていない。近々、本人から口から発言する機会を設けたい」と語るにとどめたが「あのままで終わるのはファンも望んでいない。はっきり勝敗をつけてほしい」と、この問題の着地点の意味を込めて再戦を望んでいることを示唆した。

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