「スーパー王者」内山高志の新たな悩み

2015年02月24日 16時00分

WBAのスーパー王者となった内山(右)は渡辺会長とがっちり握手

 WBA世界スーパーフェザー級のスーパー王者に昇格した“KOダイナマイト”内山高志(35=ワタナベ)に、新たな悩みが浮上しそうだ。

 

 渡辺均会長(65)にWBAから通知のメールが届いたのは22日のこと。

「これまでの功績をたたえて『スーパー王者』にすることが決定した、という内容でした」。日本人初のWBAスーパー王者という快挙に、内山は「素直にうれしい」と喜んだ一方で「つぶす」「気に入らない」と晴れの会見らしからぬ言葉を並べた。その理由は、今後この階級の「正規王者決定戦」が行われ、WBAスーパーフェザー級は王者が2人いる状態になるためだ。

 

 もちろん「スーパー王者」が格上だが「向こうが『正規』って名前だと、ボクシングに詳しくない人はそっちが“本物”だと思うかもしれないですよね。『正規』がいるのは気に入らないので、そこはつぶしておきたい」(内山)と統一戦に意欲を見せた。

 

 一方、渡辺会長には「相手のファイトマネーが高くなりそう…」という悩みも…。通常の「防衛戦」だと挑戦者のファイトマネーは2万~7万ドル(約240万~840万円)ほどだが、相手が「正規王者」との統一戦となると、一気に15万ドル(約1800万円)を超える可能性が出てくるからだ。

 

 とはいえ、ベルトを持つ相手をブッ倒せば、それだけ内山の評価も高まる。どんな敵だろうが「スーパーKO」を見せてほしいものだ。