〝二刀流〟入江聖奈の進路は「カエル業界」か「ボクシング界」か

2021年09月23日 06時15分

入江聖奈
入江聖奈

 まさに〝二刀流〟の活躍だ。東京五輪ボクシング女子フェザー級で日本女子初の金メダルに輝いた入江聖奈(20=日体大)がボクシング業界だけでなく、カエル研究家としても大きな注目を浴びている。

 金メダル獲得直後に「今日はトノサマガエル!」と発言したことで入江のカエル好きが世に浸透。その認知度は芸能界にまで波及しており、22日にイベントを行った演歌歌手・長山洋子は小学生の娘が入江に触発されてカエルを飼い始めたことを告白したのだ。すでに大学卒業後の就職先としてカエル関連企業からオファーが殺到。この日も某企業からカエルのイラスト入りTシャツを贈呈された。

 ボクシングで世界を極めたように、カエルの研究も生半可ではない。ツイッターには発見したカエルの写真を連日のように掲載し、ノートに特徴や生態などを丁寧にまとめる日々。入江は「24歳までに叶えたい夢は、日本にいるヒキガエル5種類(アズマヒキガエル、ニホンヒキガエル、ナガレヒキガエル、ミヤコヒキガエル、オオヒキガエル)を野生の姿で写真に収めること!!」と壮大なビジョンを描いている。

 一方、本業のボクシングでも需要は右肩上がりだ。今月1日にTBS系で生中継されたWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)とフランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(メキシコ)のタイトルマッチにはゲスト出演。的確で歯切れのいい解説は大好評を博し、10月19日の大橋ジム主催「第81回フェニックスバトル」(東京・後楽園ホール)にもゲスト解説を務めることが発表された。金メダリストの〝名解説〟を期待する声は多い。

 すでに大学卒業後の引退を宣言。第2の人生では一般企業就職を目標に掲げているが、ボクシング界とカエル業界は放っておくはずがない。〝入江争奪戦〟は必至だろう。

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