ボクシング「第80回フェニックスバトル」(9日、後楽園ホール)54・5キロ契約6回戦で、竹田梓(高崎)と対戦する元K―1ワールドGPスーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)が8日、前日計量クリア後にオンラインで会見。ボクサーとしての成長をアピールした。

 今回がプロボクシング2戦目。3月のデビュー戦後、元3階級王者の八重樫東トレーナーの徹底指導を受け、ボクシング漬けの毎日を送ってきた。「八重樫さんの教えがすごくわかりやすいし、毎日ボクシングレベルが上がっているのは感じている。修正点ばかりだが、K―1の頃の癖を直し、いい所を伸ばすということ。キックの時はパンチを全部100%で撃っていたが、ボクシングはラウンドが長いし、駆け引きがある。強弱を覚えてきたかなと思う」と変化を強く実感している。

 K―1では2度務めたメインイベンターを、今回はボクシングで初めて任される。「任された以上はメインイベンターらしく勝ちたい」と意気込んだ。