WBC世界ライト級王座決定戦(30日、東京体育館)は同級1位ホルヘ・リナレス(29=ベネズエラ、帝拳)が同3位ハビエル・プリエト(27=メキシコ)に4R1分50秒KO勝ち。WBCフェザー、WBAスーパーフェザーに続く王座を獲得し、3階級制覇に成功した。


 序盤から左ジャブを有効に使い、最後は左から強烈な右ストレートで仕留めた。
「右ストレートなら誰にも負けない。今回は初めて日本でベルトを取れたからうれしい」と笑顔で話したリナレス。今後に向けては「チャンスがあったらWBAのベルトも取りたい」とライト級の王座統一にも意欲を見せた。