【ボクシング】カシメロ陣営がビッグマウス封印「ドネアに勝った男」とリゴンドーを持ち上げる

2021年07月08日 12時25分

ドネアはカシメロに不快感を示していた
ドネアはカシメロに不快感を示していた

 華麗なる豹変ぶりだ。WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)が路線変更に躍起になっている。

 これまでWBAスーパー&IBF同級統一王者の井上尚弥(28=大橋)を自身のSNSを通じて挑発してきたように、カシメロといえば対戦相手や気になる選手への〝口撃〟を常とう手段としてきた。

 しかし「口は災いのもと」とはこのことか。8月に開催が決まっていたWBC同級王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)との一戦は、カシメロ側がボランティア・アンチドーピング協会(VADA)への書類提出を5日間遅れただけでなく、ドネアの家族を中傷したことも影響してキャンセルされてしまった。

 結局、当初の予定通りWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)と対戦することになり、さすがにカシメロも懲りた様子。米メディア「ボクシングシーン・コム」は、カシメロのプロモーターであるMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏がリゴンドーに対し「彼はドネアに勝った男だから、ドネアよりもタフで厳しい戦いになるだろう。彼はいまだ衰えていない。非常に困難な挑戦となるだろう」とコメントしたと伝えた。

 以前は「リゴンドー戦は簡単な試合だ。彼は6ラウンドでノックアウトされる」と大口を叩いていたカシメロだが、これを逃せばバンタム級の世界戦線から脱落する危機感を感じている様子。一転して陣営は、リゴンドーを最大限にリスペクトする姿勢を前面に押し出している。同じテツを踏むわけにはいかないということか…。

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