WBC世界スーパーフェザー級王座のV3に成功した三浦隆司(30=帝拳)が23日、東京都内のWOWOW放送センターで一夜明け会見を行い、オフのテーマに「かまくらづくり」を掲げた。

 前夜は同級1位のエドガル・プエルタ(32=メキシコ)を6回TKOで仕留めた。試合翌日とは思えないきれいな顔で「ダメージは今までで一番少ない」と話した。

 会見を終えると、王者は早々に車に乗り込んだ。その理由は「これから上野動物園に行くんです」。普段は夫人と2人の子供を秋田に残して“単身赴任”の生活を送っている。今回は応援で上京した家族とすぐに帰省せず「いろいろと面白いところに連れて行きたい」と、早速家族サービスに出掛けたというわけだ。

 来月にも秋田に戻るが「もし雪が降ったりすれば、かまくらをつくってあげたいですね」と、リング上の「ボンバー」とは全く別人のよきパパの表情だった。