WBC王者ロマゴンに死角なし

2014年11月21日 14時00分

ローマン・ゴンサレス(左)と挑戦者のロッキー・フェンテス

 WBC世界フライ級王者のローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア)が20日、同級8位ロッキー・フェンテス(27=フィリピン)との初防衛戦(22日、横浜国際プール)の調印式に臨んだ。

 

 ロマゴンはこの日の会見で「勇敢に戦いコンビネーションを多用したい。KOを狙いたい」と豪語。帝拳ジムの本田明彦会長(67)も「やりたいと言ってきたのはこれ(フェンテス)だけだから倒せたらたいしたもん」と、誰もが避けるロマゴン戦に敢然と名乗りを上げた挑戦者を警戒しつつ「八重樫(東)とやった時よりも全然調子がいい」。将来的には1階級上げて井上尚弥(21=大橋)との“怪物対決”も見据えるだけにKO勝利が義務づけられる。

 

 井上と八重樫を擁する大橋ジムの大橋秀行会長(49)も「フェンテスは尚弥が世界挑戦(4月)の前に、スパーリングやった時にボディーで倒してるからね。ロマゴンのボディーなら…」と王者優位の見立ては不動だ。

 

 ロマゴンは井上に対しては珍しく対抗心をあらわにしている。スパーリングといえども井上が圧倒した相手に、負けるわけにはいかないだろう。

 

「(ロマゴンは)ヒクソン・グレイシーとかと一緒で『誰が倒すか』だからね。そのためにも尚弥にはもっとスーパースターになってもらわないと。まだまだ役不足」(大橋会長)。業界で圧倒的な高評価を受ける絶対王者に死角はない。