WBC王者の三浦 KO勝ちで内山戦実現できるか

2014年11月20日 16時00分

プエルタが見守る前で予備検診を受けた三浦(手前)

 WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(30=帝拳)が19日、同級1位エドガル・プエルタ(32=メキシコ)とのV3戦(22日、横浜国際プール)に向け予備検診に臨んだ。昨年大みそか以来の世界戦で「ボンバー」復活を狙う三浦には、WBA同級王者の内山高志(35=ワタナベ)も着目。浮上しては消えていた2011年1月以来の両者の再戦に向けた第一歩を、三浦は踏み出せるか。

 

 この日の検診では三浦、プエルタともに異常なし。身長169センチの三浦は挑戦者を3センチ下回るが、リーチは0・5センチ差(三浦177・5センチ、プエルタ178センチ)とわずかだった。初めて挑戦者と顔を合わせた三浦は「それほどゴツくないなと。イメージ通りです。(リーチも)ほぼ一緒なんで気にならないですね」と自信をのぞかせた。

 

 約11か月ぶりの王座戦には、三浦が11年1月に敗れたWBA同級王者・内山も熱視線を注いでいる。世界戦当日は「もともと用事があって」会場には行けないというが「結果は楽しみです。急成長してますし、おそらくいい試合をすると思う。自分も負けない試合をしたい」と本紙に明かした。

 

 内山も大みそかに東京・大田区総合体育館でWBA同級8位のイスラエル・ペレス(アルゼンチン)とのV9戦を控えており、ともに次戦をクリアすれば来年の再戦も再浮上する可能性がある。内山も「今やったら面白いんじゃないかと思いますよ」と前向きな姿勢も見せており、実現のためにもお互いに次戦は負けられない戦いだ。

 

 今回の三浦同様に内山も約11か月のブランク明けでの世界戦は経験済み。三浦の実力を高く評価しているからこそ、この試合をどうクリアするかに注目している。三浦とすれば「ボンバー」の異名をとる左を炸裂させ、一足先にKO防衛を実現させたいところだ。

 

 また同日に初防衛戦に臨むWBCフライ級王者のローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア)も、同級8位の挑戦者ロッキー・フェンテス(27=フィリピン)とともに検診の結果は異常なし。2試合とも“次”を見据えたハイレベルな戦いが見られそうだ。