亀田兄弟は日本ボクシング界と決別したのか

2014年11月05日 16時00分

亀田興毅

 亀田兄弟が日本ボクシング界に決別宣言? WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(23)が1日(日本時間2日)に米シカゴでV3に成功。兄で3階級制覇王者の興毅(27)も約1年ぶりの復帰戦にTKO勝ちした。和毅には次戦でWBA王者との統一戦計画も浮上し、興毅は4階級制覇へ好発進したが、今回もまたまた“ミス”を犯したとの指摘が出ている。

 

 それは亀田兄弟が日本ボクシングコミッション(JBC)登録ボクサーに義務付けられている「海外遠征届」を提出しなかったこと。JBCはこれが出されると、試合開催地のコミッションとプロモーター向けに選手の「身分証明書」を発行する。逆に海外の選手が日本で試合をする際は現地コミッションの「証明書」を提出する決まりだ。

 

 昨年12月の大毅(25)の世界戦での不手際で所属の亀田ジムの会長とマネジャーが不在となった後、今年7月に米ラスベガスで行った和毅のV2戦における遠征届が未提出で、その際も「JBCを離れたということか」と問題になった。それまではきちんと届け出ていただけに、今回も…となると、JBCが「日本と正式に決別した」と受け取るのも当然の話だ。

 

 現在国内で試合ができない状態の亀田兄弟に対してJBCは、しかるべき手順を踏めば“復帰”を認める方針。だが、事実上の永久追放となっている父・史郎氏(49)を海外ではセコンドにつけるなど、やっているのは神経を逆なですることばかり。ただ、亀田側とすれば、もう日本のリングはどうでもいい、ということかもしれないが…。