【WBC世界女子ミニフライ級】黒木 博多凱旋V1

2014年11月02日 13時32分

 WBC女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦が1日、福岡市のアクロス福岡で行われ、王者の黒木優子(23=YuKO)が挑戦者で同級2位カティア・グティエレス(25=メキシコ)を2―1の判定で下し、地元での初防衛に成功した。

 今年5月にチャンピオンになった黒木はこの日、挑戦者のすばやい腕の振り回しとパワーに苦戦。得意の左ストレートも思うように出させてもらえなかったが、要所で右アッパーやジャブを繰り出し、終始優勢に展開。難しいとされる初防衛に成功し、王者の意地を見せつけた。

 地元福岡での防衛戦とあって、試合後は会場に詰め掛けた応援団に向かって「皆さんの応援で助けられました」とリング上からあいさつ。勝因については「冷静でいられたこと」と分析し、「(相手は)しっかりパンチを打ってくるので、不用意に左を打ったら必ず入ってくる。とにかく距離に注意した」と振り返った。

 一方で「さばいてさばいての、ポイントを取るためのボクシングだった。アグレッシブさが足りず、面白くない試合になってしまった」と反省。消化不良に終わった悔しさもにじませ、体力強化と試合でスタミナを完全に出し切ることを課題に挙げた。

 今後の防衛戦については未定だが「用意された試合をするだけ。誰とやりたい、というのはない」と王者の貫禄を漂わせる黒木。今回の反省をいかしてV2戦はすっきりと納得のいく試合で勝つ。