井上尚弥が4団体統一すれば「ダイヤ20個ネックレス」 先輩王者・川嶋勝重氏がプレゼント

2021年06月10日 11時00分

川嶋氏は井上の快挙達成に期待を寄せた

 WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)に“オンリーワン”のプレゼントだ。IBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(19日=日本時間20日、米ラスベガス)は悲願の4団体統一、その過程で避けられないWBC同級王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)との再戦への試金石となる。そんな怪物に、あの先輩王者も全力での後押しを買って出た。

 現在保持する主要4団体のWBA、IBFの王座に加え、残るWBO、WBCのベルト獲得のためにもダスマリナス戦は重要な一戦だ。

 井上は「グダグダ判定までいっているようだと、その後の統一戦に向けて全くアピールできないので。まずは勝ちを手にすることが大前提ですが、その中で見せるところは見せる」と表情を引き締める。

 勝てば先月29日にノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)を4ラウンド(R)でKOし、WBC王者となったドネアとの2019年11月以来のリマッチが浮上するため「あの勝ち方をしたら(再戦への)興味は湧いてきました。それに4団体統一のために必要なベルトを持っているので、戦う意味ができたということですから」と語った。

 そんな井上に、所属の大橋ジムの世界王者第1号で、現在は東京・世田谷区の「オリジナルジュエリー・リング」でアクセサリー職人として活動する元WBC世界スーパーフライ級王者の川嶋勝重氏(46)も大きな期待を寄せる。

 ベルト統一の最後の相手にはドネアがふさわしいとした上で「2Rの骨折がなければ中盤に倒せていたかもしれないし、前半にすごいプレッシャーをかけたドネアの方もいいパンチを当てたのに負けたわけだから。4つ目のベルトをかけた再戦ならかなり盛り上がるでしょう」と目を輝かせる。

 しかも4団体統一の暁には「(井上の誕生月)4月の誕生石のダイヤモンドを敷き詰めた『N』をかたどったネックレスを作りましょう」と本紙を通じて約束。20個以上のダイヤをちりばめた豪華な記念品にするという。予算が心配されるところだが、そこは後輩の快挙のためと男気を見せてくれた。

 井上には「世界王者になってからも1人で来たり、(弟の)拓真や家族と来たりで4度ほど来てもらった。でも最近は来てもらってないのでまた来てほしい」と希望する川嶋氏。先輩王者のハンドメードによる世界に一つだけの品は、億超えのファイトマネーを誇る井上にとってもプライスレスの価値がある。エールに応えるためにも4団体統一ロード爆進に期待だ。 

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