〝マネー〟ことボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(44)が、米人気ユーチューバーのローガン・ポール(26=ともに米国)とのエキシビションマッチ(6日=日本時間7日、フロリダ州マイアミ)を前に自身を〝合法的な銀行強盗〟と発言した。

 米メディア「ボクシング・シーン」によると、試合を中継する米テレビ局「ショータイム」の番組内で「私は一生懸命働くのではなく賢く働くことを信じている。だから(ポール戦のような)簡単なこと〝合法的な銀行強盗〟でも、やらなければならないんだ」と語ったという。ポールはここまで2戦して1分け1敗の素人ボクサー。ボクシング戦績が50戦無敗の自身にとって超安パイな試合で巨額のファイトマネーを手にできるという理由からの発言だろう。

 2018年の大みそかには〝キックの神童〟那須川天心(22)戦で約10億円、17年のUFC2階制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)戦ではPPVボーナスなども合わせ、300億円以上を荒稼ぎするなど、現役を離れてからも桁違いの金額を動かし続けている。今回も海外メディアから110億円近い報酬を手にするとされており「私のニックネームが〝マネー〟なのは、あるレベルに到達するために、何年も何年も一生懸命働いてきたからだ。すべてをイベントと呼べるようなレベルに。(ローガンと弟のジェイク・ポールも)ユーチューブでかなり稼いでいるが、フロイド・メイウェザーともなれば、レベルが違う」と自身のブランド力を自信満々に語った。

 今回の興行も成功させ、今後も手軽に稼ぎまくるつもりだ。