ボクシングの元3階級王者、ホルヘ・リナレス(35=帝拳、ベネズエラ)が29日(日本時間30日)にラスベガスで行われるWBC世界ライト級タイトルマッチで王者のデビン・ヘイニー(22=米国)に挑むため、21日夜に渡米した。

 リナレスは2018年にワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)に敗れてWBA同級王座を失って以来の世界戦となる。

 弟のカルロス・トレーナーとともに渡米したリナレスは帝拳ジムを通じて「またラスベガスのリングに上がって戦えることができて、とてもうれしいです。ラスベガスで最高のトレーニングをこなして世界タイトルを獲得するつもりです」とのコメントを発表した。