後遺症を克服できず 井上尚弥にTKO負けで王座陥落したマクドネルが引退

2021年05月13日 15時41分

2018年5月25日、井上に敗れて王座陥落となったマクドネル(右)

〝モンスター〟の後遺症を克服できなかった。 

 かつてボクシングWBAスーパー&IBFバンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)と対戦した、元世界同級正規王者のジェイミー・マクドネル(35=英国)が、自身のSNSで引退を発表した。「35歳では復帰するには遅すぎると感じている。ボクシングは15年以上の人生だったが、今は新しい人生を始める時」と引退の理由を明かした。

 10年間無敗の実績を誇ったマクドネルは、2015年に元世界2階級王者の亀田和毅(3150)に連勝するなど同王座を6度防衛。しかし18年に井上の挑戦を受け、1ラウンドTKO負けを喫し、王座から陥落した。

 その後、私生活も激変。離婚で最愛の家族と離れ離れになり、うつ病を患うなど生活崩壊状態に陥っていたことが報じられていた。井上戦後の1年後にノンタイトル戦を行い、「(井上戦から)心の傷はやっと癒え始めた」と一時は再起に向けて歩む姿勢を見せていたが、一度失った輝きを取り戻すのは難しかった。

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