王者・寺地拳四朗 「V8」とともに追い求める“話す技術”

2021年04月24日 06時15分

ファイティングポーズをとる寺地

 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(24日、エディオンアリーナ大阪)で8度目の防衛を目指す王者・寺地拳四朗(29=BMB)がトーク力にも磨きをかけようとしている。

 きっかけは、飲酒騒動により日本ボクシングコミッション(JBC)から義務づけられた社会貢献活動として行った講演会だ。高校生相手にこれまでのボクシングとの向き合い方、挫折をどう乗り越えたかなどを丁寧に語りかけた。学生たちも興味深く耳を傾けていたが、「何か経験を伝えられたらと思ったが、言葉にするのが難しかった」と人前で話す難しさを痛感した。

 試合でのマイクパフォーマンスとは勝手が違うようで「また別の感覚。(勝敗を含め)今後もいろんなことを経験していくはずだから、それを未来の子たちに伝えられればうれしい。ユーモアも交えて、自分の人生をまとめて話せるようになりたい」。自身の人生を客観視することで、過去に見落としていたことにも気づくなど本業にもプラスに働く可能性もある。

 話す技術に関しても「何回かやればうまくなると思う」。今後も積極的に講演活動を行っていき、“ボクシング伝道師”としての活躍も目指す。
     

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