亀田和毅5・5大阪で復帰戦 興毅氏は「ジム会長」初陣でいきなり〝修羅場〟

2021年04月20日 15時32分

100万円のガウンを公開した亀田和毅(右)と興毅会長(3150ファイトクラブ提供)

 晴れ舞台が〝修羅場〟――。ボクシングの元世界2階級王者で亀田三兄弟の末弟・和毅(29=3150)が20日に会見を行い、2019年7月以来の試合となる三宅寛典(32=ビッグアーム)戦(5月5日、エディオンアリーナ大阪)で100万円のガウンを着用することを発表した。

 この日、和毅とともに会見した長兄で所属ジムの会長でもある興毅氏(34)が「大阪では長いこと試合をしていなかった(13年12月以来)ので、京都の老舗メーカー様から着物のガウンを提供していただけることになりました」と発表。シルク地にレースを被せ、真っ白な背中に「亀田和毅」と名前の入ったガウンをお披露目した。

 提供したスコープココの加納圭悟社長(41)によれば「値段をつけるとすれば100万円ぐらい」とのこと。同社はX JAPANのYOHIKI(55)と「YOSHIKIMONO」ブランドを展開している。

 和毅は「めっちゃ着心地がいい。これで変な試合はできない。あと2週間、体調作りをしっかりしたい」とやる気をみなぎらせ、興毅会長も「和毅を入場から見てもらって、全体的に落ち込んでいる日本を勇気づけられたら」と7年5か月ぶりとなる地元大阪での試合に気合十分。ただ、その一方で「修羅場です」と胸中を口にした。

 新型コロナウイルスの感染者が増える大阪府はこの日、政府に対して緊急事態宣言の発出を要請した。発出される宣言の内容にもよるが、会場のエディオンアリーナ大阪が使用禁止とならない限り興行は開催の方向。ただし中止、あるいは無観客となればチケットを払い戻す必要がある。

 同アリーナの第2競技場で開催される興行のチケットは約500枚。ただし一般発売はされておらず、出場選手にファイトマネーとして渡された。中止で試合そのものがなくなるならともかく、無観客となった場合「チケットは払い戻しして〝ただ働き〟して」と選手たちに言うわけにもいかない。つまり、その場合にファイトマネーをどう捻出するかが〝修羅場〟ということだ。

「選手のことを考えると何とか開催したい」と興毅会長は言うが、自身の会長としての〝デビュー戦〟ともなる興行の行方は、宣言の内容を待つしかない状況だ。

 

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