東日本ボクシング協会は17日にリモートによる理事会を開催し、今年1月から6月までの間に後楽園ホールで開催された興行の主催者に対して、選手1人当たり2万円の補助金を支給することを決めた。

 新型コロナウイルスの観戦防止対策として、選手は前日計量後はホテルに宿泊して隔離することを求めており、この費用を援助するため。

 また先月11日に開催され、WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)らが参加した新型コロナウイルスのチャリティーイベント「LEGEND」の出場選手などからの寄付金が合計910万円集まったことを明らかにし、このうち50万円は興行前日の計量やPCR検査を実施している牧田総合病院に。360万円は日本ボクシングコミッションが提携する医療機関に寄付されることを発表した。

 残りの500万円については、日本プロボクシング協会で今後寄付先を決定する。