ボクシングのWBA、WBC世界スーパーミドル級統一王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(30=メキシコ)が、難病に苦しむ17歳の少年を激励。サポートを約束した。WBCの公式ウェブサイトが9日(日本時間10日)に「思いやりのチャンピオン」のタイトルで伝えている。

 アルバレスが病院を訪れてお見舞い、激励をしたのは「嚢胞(のうほう)性線維症」という難病に苦しんでいるデビッド・アントリンさん。

 早急に肺移植が必要な状況のため、SNSを通じて資金援助の呼びかけをしていたのにアルバレスが呼応。数日前に本人の元に足を運んで激励するとともにサポートを約束した。

 アルバレスは自身のインスタグラムでこの模様の動画をアップ。同様の病気に苦しんで、援助を必要をしている人たちへのサポートを呼びかけた。