村田 驚きのボクシングマニアぶり

2014年05月22日 16時00分

笑顔で計量を行う村田

 プロ4戦目(22日、島津アリーナ京都)へ向け日本ミドル級1位の村田諒太(28=三迫)が21日に前日計量を行い、契約体重(73・4キロ)を下回る73・2キロでパスした。「過去最高と言われる試合がしたいし、自信もある」と話したロンドン五輪金メダリストは、その後のトークではボクシングマニアぶりを発揮。

 

「今回の試合に向けてはジェラルド・マクラーレンを参考にしました」

 

 日本では聞き慣れない名前のボクサーだが、マクラーレンは1990年代前半のWBOとWBCの世界ミドル級王者。31勝(3敗)のうちKO勝ちが29回、さらにデビューから4連続など1RのKO勝利が20回あり、WBCミドル級で3度の防衛戦もすべて1RでのKOという戦績を誇る。

 

 今回のヘスス・ネリオ(25=メキシコ)戦も「最終的にはKOを狙いたい」(村田)だけに、ミドル級屈指のハードパンチャーを見習いたい…と超マニアックな名前を挙げたわけだが、関係者によれば「こんなのは、まだ序の口」とのこと。

 

 村田は自身の階級の世界ランカー上位の名前はもちろんのこと、どんなタイプの選手かも頭に入っている。その知識量は普通のボクシングマニアでは太刀打ちできないほどだという。

 

 情報の多くはネット経由だが、米国では現地の関係者から積極的に「生情報」も仕入れる。あまりの熱心さに、対応に音を上げる関係者もいるとか。金メダリストは目標の世界王座へ学習意欲も旺盛だ。