井岡リーチ差対策済み 3階級制覇へ準備は万全!

2014年05月06日 09時00分

予備検診で胸囲を測定される井岡と、それを見守る挑戦者のアムナット・ルエンロエン

 IBF世界フライ級タイトルマッチ(7日、ボディメーカーコロシアム大阪)で3階級制覇に挑む井岡一翔(25=井岡)が中盤勝負で日本人2人目の快挙を狙う。5日に行われた予備検診では王者のアムナト・ルエンロン(34=タイ)よりリーチが8・6センチ短いことが判明。陣営は序盤は距離感をつかむために様子を見て、中盤に勝負をかけることを確認した。

 WBC&WBAミニマム級、WBAライトフライ級に続く4つ目のタイトルを狙う一翔。プロでは初めて対戦を経験するフライ級の王者は、身長こそ自分より1・6センチ低い163・6センチだったものの、リーチが長かったことがわかった。

 とはいえ、2人はアマチュアだった2008年の北京五輪予選で対戦経験がある(アムナトの判定勝ち)とあって「リーチが長いことはわかっていたし、しっかり対策してきたので問題ない」と一翔は特に驚きもない。

 むしろ「接近戦やショートブローはうまくないと思うので、それを意識してやってきた」との作戦を明かした。そして「勝つためにここまでやってきた。自信を持ってリングに上がる」と力強く話した。

 序盤は様子を見て、中盤勝負。これが陣営の作戦だ。父でもある井岡一法会長は「1から4ラウンドまではジャブに集中する。そこまで平行線でいっても、中盤から後半につかまえる自信はある」と言い切る。

 出だしに不用意な一発を食らって主導権を握られたり、ましてや倒されるのは絶対に避けたい。リーチの長い相手との間合いを確実につかみ、その後、長い手が逆に邪魔になるであろう懐に入り込んでの戦いで仕留める、のが青写真だ。

「減量が楽になった分、質の高い練習ができた。しっかりフライ級で戦える体は作ってきた」と胸を張る一翔。これまでの2階級はいずれもKOでベルトを奪い取った。今回も、もちろん倒して伝説を作る。