大みそかに行われるボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が30日に行われ、王者の井岡一翔(31=Ambition)と、挑戦者で同級1位の田中恒成(25=畑中)は、ともにリミットちょうどの52・1キロで一発でパスした。

 新型コロナウイルスの影響で、両者がリングに上がるのは、ともに昨年の大みそか以来1年ぶり。

 井岡は昨年6月に日本初の4階級制覇を達成し、今回が2度目の防衛戦となる。対する田中は今年1月にWBOのフライ級王座を返上し、Sフライ級では初戦となるこの試合で、世界最速の16戦目での4階級制覇を狙う。あとは31日午後6時すぎのゴングを待つばかりだ。