井上尚弥 井岡一翔に勝つ自信は…

2014年04月16日 16時00分

井上(中)と八重樫(左)は大橋会長(右)のカメラで記念撮影

 怪物ボクサーも「ハーフ・ハーフ」です。日本最速6戦目で世界取りに成功したWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥(21=大橋)が、フィギュアスケートの浅田真央(23=中京大)の名言で心境を表現した。

 

 15日は世界王者となって初めてのジムワークを横浜市内の大橋ジムで行った。今後、フライ級に上げた暁には「パパパーンと決まっちゃうかもね。来年の大みそかとか」(大橋秀行会長)と3階級制覇を目指す井岡一翔(25=井岡)とのドリームマッチが浮上している。ボクシング界期待のカードに、井上も「周りが望むならやれたらいいですね」。それでも井岡に勝つ自信を問われると「ハーフアンドハーフです」と現役続行か引退かで揺れる真央の「ハーフ・ハーフ」をもじって、ケムに巻いた。

 

 次戦からフライ級に上げるか防衛戦を行うかも「ハーフ・ハーフ」のようだ。「本当は防衛戦をやりたい気持ちが強い。でも今後調整してみて、考えたい。減量苦で負けてしまっては意味がないので」(井上)。それでも、どちらに転んでもいいように準備は万全。大橋会長によれば「思い切り食べてたら、一気にボーンと体重が増えちゃうが、55キロぐらいに節制している」と防衛戦を見越し、6日の世界戦後も食事制限を続けているという。

 

 この1週間は若者らしく友人とディズニーランドや台場でつかの間の休日を楽しんだ。日本のボクシング史を塗り替えた若き怪物は真央のように国民的ヒーローへの道を歩むのか。