井岡一翔は挑戦者の田中恒成を評し「いつもより、やりやすい」 WBO世界スーパーフライ級王座戦予備検診

2020年12月29日 16時01分

予備検診を受けた井岡一翔(Ambitionジム提供)

 大みそかに東京・大田区総合体育館で行われるボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチの予備検診が29日に都内で行われ、2度目の防衛戦となる王者の井岡一翔(31=Ambition)と挑戦者で同級1位の田中恒成(25=畑中)が今回の試合に向けて初めて対面した。

 11月に試合の開催が発表された際の会見は両者は別々に、日にちもずらして会見した。そのため、対戦が決まってから直に向かい合ったのはこの日が初めて。その場に一翔は頭頂部を編み上げ、サイドを刈り込んだルックスで現れた。

 気合の入ったように見える髪形にも「特に意味はないです。単純に切りたくなかっただけ」と説明した一翔は「コロナ禍でやらせてもらえる、1年ぶりの試合で気持ちが高まっている。関係者やいろいろな方のサポートがあったから、ここまでこられている」と、まずは感謝の言葉を述べた。

 測定された数値では身長、リーチともに若干上回った(一翔164・8センチ&169センチ 田中164・6センチ&167センチ)。

 この差がリング上でどう影響するかについては「こればかりはやってみないとわからないけど」と言いつつも、Sフライ級転向後2度の世界戦の相手はいずれも自分より長身。特に昨年大みそかに判定勝ちしたジェイビエール・シントロン(25=プエルトリコ)は12センチもリーチが長い相手だっただけに「いつもよりやりやすいかな」と語った。

 試合まであと2日。「ずっと言い続けていますけど、レベルの違いを見せたい。いい勝ち方ができるように頑張ります」と意気込みを語って引き揚げた。