井上尚弥“身長サバ読み王者”に勝利確信

2014年04月04日 16時00分

井上の検診を見守るエルナンデス(左)

 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(6日、東京・大田区総合体育館)で、国内最速6戦目でのベルト奪取を狙う同級4位の井上尚弥(20=大橋)が3日、都内で予備検診に臨んだ。初対面の王者アドリアン・エルナンデス(28=メキシコ)は予想外の姿だった。

 

 世界中のボクサー情報を網羅したデータベース「ボックス・レク」によると、井上の「身長162センチ、リーチ169センチ」に対し、エルナンデスは「身長173センチ、リーチ180センチ」と大きな体格差があったが、検診の結果、身長は井上と同じ162センチ、11センチ長いと見られていたリーチも163センチで井上より6センチも短い数値が出された。

 

 これには大橋秀行会長もあきれた表情を浮かべ「サバ読んでたね」と話したように、挑戦者サイドを惑わすための「詐称」と指摘した。一方の王者はデータの違いを指摘されても「(データベース側の)測った人が間違ったんだろ?」と涼しい顔で、会場を後にした。

 

 大橋会長は「尚弥の方がリーチが長いことを知って、勝利を確信しました」と話すと、高校生で史上初のアマ7冠を達成した“怪物”も「最初のイメージより小柄という感じ。オーラはなかったですね」と余裕の表情。タイトル奪取に自信たっぷりの様子だった。