
お父さんがやるなら僕も出たい。元ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド氏(58=米国)の息子でプロボクサーのイバン・ホリフィールド(23=同)が、父親と元統一ヘビー級王者のマイク・タイソン(54=同)との3度目の対戦が実現するなら、その前座として出場を望んでいるという。米メディア「TMZスポーツ」が報じた。
タイソンは15年ぶりの復帰戦として、11月28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニア(51=米国)とエキシビションマッチを行い、引き分けた。今後も戦う意思表示をしているため、様々な対戦候補が挙がっているが、かつてのライバルで〝耳かみ事件〟の当事者でもあるホリフィールド氏もその一人だ。
昨年プロデビューした息子のイバンは「今は太っているが、父はずっとトレーニングしているし、何が起こるか興奮して見ているんだ」と語る。「ホリフィールド―タイソンⅢ」の前座マッチ出場希望は、思い出を親子で共有したいがためだという。
父はタイソンと1996、97年に対戦しているが、当時イバンはまだ生まれていなかった。その意味でも父とのビッグマッチでの〝競演〟を果たしたいようだ。
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