井上尚弥が標的にするWBC世界バンタム級王者のウバーリがコロナ感染で「休養王者」に

2020年11月26日 15時56分

井上の〝標的〟が休養王者に

 ボクシングのWBCは25日(日本時間26日)、12月に米国で防衛戦を予定していたバンタム級世界王者のノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)が、10月に行った新型コロナウイルスのテストで陽性となって試合をすることが不可能になったことに伴い、ウバーリを「休養王者」とすると発表した。

 また、当初ウバーリと対戦する予定だった同級1位のノニト・ドネア(38=フィリピン)は、来月19日に同級4位のエマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)と対戦し、この試合が「正規王者決定戦」となることも併せて発表された。この試合の勝者はウバーリとの対戦が義務付けられる。

 ただし、ウバーリはコロナからの回復後、相手を選べる「選択試合」での防衛戦をすることも認められた。

 WBCのタイトルは、4団体完全制覇をめざすWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)がWBOとともにターゲットにしているものだけに、今後の動向が気になるところだ。

 ウバーリは昨年11月7日に当時暫定王者だった井上の弟、拓真(24=大橋)に判定勝ちしている。ドネアは同日のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)決勝で井上に判定負け。ロドリゲスは昨年5月に英国で行われたWBSS準決勝で、井上に2ラウンドKO負けしている。