【ボクシング】WBO世界フライ級新王者・中谷潤人が挑む「尚弥ロード」

2020年11月21日 12時30分

中谷潤人(写真提供=M.Tジム)

 WBO世界フライ級王者の中谷潤人(22=M・T)が世界最強を証明すべく、他団体の同級王者に“宣戦布告”だ。

 6日の王座決定戦(後楽園ホール)にKO勝ちして新王者となった中谷は、20日にジムの所在地である神奈川・相模原市役所を表敬訪問。同市の本村賢太郎市長(50)に「無事、世界チャンピオンになることができました」と報告した。

 今後に向けては「まずは防衛戦をしっかりクリアすること。そして統一戦もしていけるようにしたい。フライ級で名を上げていくために他団体の王者と統一戦がしたい」とぶち上げた。ターゲットについても「日本人がやられているIBFのムザラネ、この階級で一番強いと思っているWBCのマルチネスにチャレンジしたい気持ちはある」と言い切った。

 IBF王者モルティ・ムザラネ(38=南アフリカ)は、9月に現役引退した元3階級制覇王者の八重樫東氏(37)ら日本人選手に3連勝中。WBC王者のフリオ・セサール・マルチネス(25=メキシコ)は、2度目の防衛戦だった10月に体重超過の挑戦者に2回TKO勝ちした。そんな強豪たちをマットに沈めてベルト統一をもくろむ。4団体統一を狙うWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(27=大橋)と同じ路線だ。

 その先には「減量もきつくなっている部分があるので1つ上(の階級)も気になる」と2階級制覇も視野に入れる。新型コロナウイルスの影響で防衛戦開催のメドは立っていないが、若き新王者の野心は無限大だ。