ボクシングの世界4階級制覇王者で「カネロ」の愛称を持つサウル・アルバレス(30=メキシコ)が12月19日にテキサス州でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(30=英国)と対戦することが17日(日本時間18日)に発表された。

 WBAの公式ホームページによると、アルバレスは2019年11月にWBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(37=ロシア)に11回TKOで勝利して以来、約1年1か月ぶりの試合になるという。

 アルバレスは27戦27勝(19KO)と無敗を誇るボクシング界のスーパースター。WBAスーパーミドル級正規王者でもあるため、王座統一戦となる。対戦するスミスは、WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者、井上尚弥(27=大橋)が優勝し、話題となったワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のミドル級を制した実力者だ。

 WBA世界ミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)が、かねて対戦を熱望するボクサーの戦いに注目だ。