法廷闘争なら選手として“終わる” 金平会長が亀田側に警告

2014年02月27日 16時00分

VTRを流しながら亀田側の主張をする北村弁護士。顔写真は協栄ジムの金平会長

 亀田ジムが26日会見を行い、日本ボクシングコミッション(JBC)の男性職員が昨年9月の亀田大毅(25)の世界戦の試合前記者会見後に興毅(27)と和毅(22=いずれも亀田)に監禁されたとして損害賠償を起こしたことに対し、代理人の北村晴男弁護士(57)が改めて行為を否定した。

 

 ここでは当時の様子を撮影した「証拠VTR」を上映し無実を主張。また大毅のIBF王座の負けても防衛問題でジムの会長とマネジャーライセンスが更新されず、事実上の追放処分となっていることについても、3月20日までに再審議を求めるよう申請した。

 

 徹底抗戦の意思を変えずドロ沼化の様相を呈してきたが、三兄弟がかつて所属した協栄ジムの金平桂一郎会長(48)はこの姿勢に首をひねる。「JBCなんか関係ない、俺たちは海外に行く、というのならともかくJBCに残ろうとしているわけですよね? ボクシング界という“ムラ社会”で生きていこうというのだったら、まず騒動のことを謝るべきだったのではないでしょうか」

 

 処分をめぐる再審議が行われたとしても、JBCがその内容を大きく変えるとは考えにくい。その場合、亀田側は法廷闘争に持ち込む意向を明らかにしている。だが、裁判で「全面勝訴」したとしてもJBCとの信頼関係は崩壊する。「それよりもJBCや(プロボクシング)協会との信頼関係を築いていくのが筋でしょう」(金平会長)

 

 法廷闘争となり敗れた側が控訴、上告して争いを続けることになれば、最終的に白黒がはっきりするまで数年かかる可能性もある。それまで国内で試合ができないとなれば、選手としての“旬”は終わるかもしれない。「その場合、誰が勝者といえるんでしょうか?」と金平会長。まずはリングに上がることを最優先すべきと指摘するが…。