ドロー防衛でも内山にボーナス400万円

2012年07月21日 12時00分

 WBA世界スーパーフェザー級王座V5を達成した内山高志(32=ワタナベ)に〝特別ボーナス〟が支給される。16日の防衛戦は3Rに偶然のバッティングで試合続行不可能となりプロ、アマ通じて初の引き分けという不完全燃焼。サウスポー対策の課題も浮上し、内山は「いつもはアドレナリンが出て眠れないんですけど、昨夜はふて寝(笑い)。疲れてないし、試合をした実感がない」と話した。右まぶたの傷は幅6センチ、深さ8ミリもあり、試合ができるようになるまでには4~5か月かかる見込みだ。

 

 ところが、苦笑いの王者とは対照的に渡辺均会長(62)はホクホク顔。興行的には大成功に終わったとあってボクシング界では異例の「大入り袋」を関係者に配布した。「今回の大入りは間違いなく内山のおかげだから『ボーナス』を出すことになると思います」

 

 正確な収支計算にはまだ数日かかるが、推定でファイトマネー20万ドル(約1600万円)に加えて、ボーナス5万ドル(約400万円)ほどが支払われる見込みだ。前夜の平均視聴率は8.9%で、内山の世界戦としては歴代最高を記録。中継局のテレビ東京関係者の「KO決着なら2桁いってたと思いますけど…」という声に王者は「プレッシャーかけないでくださいよ」。次は得意のKO決着でボーナスもアップといきたいところだ。