【ボクシング】井岡一翔に挑む田中恒成「KOで勝って世代交代」

2020年11月10日 15時48分

 大みそかに大田区総合体育館で行われるボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで、王者の井岡一翔(31=Ambition)に挑戦する同級1位で前WBO世界フライ級王者の田中恒成(25=畑中)が10日にオンラインで会見した。

 このカードが発表された前日(9日)に会見した一翔が「格の違いを見せる」「注目していた選手じゃない」「自分にとってメリットのない試合」と〝上から目線〟発言を連発していただけに、田中がどう反応するかが注目された中、「井岡選手がチャンピオンですし、4階級制覇もしているので格は上かもしれないですけど、自分が勝てばチャンピオンだし、4階級制覇も達成する。直接戦えば俺の方が強いと思っています」ときっぱり言い切った。

 世界王座獲得の国内最速記録は、2011年2月に一翔が「7試合目」の記録を作ると14年4月に井上尚弥(27=大橋)が「6」。そして15年5月に田中が「5」で更新した。

 世界王座のキャリアは同じミニマム級からスタートし、学年が7つ違うこともあって、記録は常に田中が後を追う形になっている。

 それでも「世代交代というか、自分がこれからのボクシング界を引っ張っていきたいので、KOで勝ちたい」と誰の目にも白黒がはっきりつく形で勝利すると宣言した。

「スピード、スタミナ、パワー。負けてるものは何もないと思っています。チャンスが来たので、つかみにいきます」。

 どちらが「格上」。拳できっちりケリをつける。