井上尚弥がモロニーに7RKO勝ちで防衛 フィニッシュは右ストレート

2020年11月01日 12時38分

井上尚弥

【ネバダ州ラスベガス31日(日本時間1日)発】WBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチ(MGMグランド)は、統一王者の井上尚弥(27=大橋)が挑戦者でWBO同級1位のジェイソン・モロニー(29=オーストラリア)に7ラウンド2分59秒、KOで勝利した。井上はWBA王座は4度目。IBF王座は2度目の防衛。

 ゴールドのグローブ。ゴールドのトランクスで登場した井上。試合開始のゴングとともに、左を積極的に出し、2ラウンド(R)からは試合を支配するようになる。
 4Rには左ボディーでモロニーの上半身が折れかけ、続く5Rにも右でグラつかせる。

 そして6Rの早々には井上が左フックで最初のダウンを奪う。

 そして7Rには右ストレートで2度目のダウン。腰から尻もちをついて崩れ落ちたモロニーは立ち上がろうとしたものの、下半身に力が入らない状態で試合終了となった。
 井上は当初、4月にラスベガスでWBO世界バンタム級王者のジョンリール・カシメロ(31=フィリピン)と統一戦を行うはずだったのが、新型コロナウイルスの影響で延期になった。


 先行きが見えない中での練習を強いられ、相手もモロニーに変更となって実現した一戦。先月18日に現地入りしてからも感染予防のために大幅に行動が制限され、PCR検査も3度受けるなど、これまでとはまったく違う環境での試合となった。


 それでも、ボクシング人生の「第2章のスタート」と自ら位置付けた試合で見事な勝利。聖地で新たなモンスター伝説の始まりをアピールした。