元世界フライ級王者・比嘉大吾がバンタム級10回戦の前日計量「早くチャンピオンに」

2020年10月25日 16時46分

前日軽量を行った比嘉(左)と堤(Ambitionジム提供)

 26日に後楽園ホールで行われるバンタム級10回戦で対戦する元WBC世界フライ級王者で現WBC世界バンタム級8位(WBA9位)の比嘉大吾(25=Ambition)と、日本バンタム級13位の堤聖也(24=角海老宝石)が25日に前日計量を行い、比嘉は53・4キロ。堤は53・3キロでともにパスした。

 比嘉はこの日の計量は一発パス。2018年4月の、WBCフライ級V3戦で前日計量に失格し王座をはく奪されたために、どうしても減量について気になるところ。計量後に行われたオンライン会見の最中にトイレにかけこむ一幕もあったが「最後らへんはキツかったけど、野木(丈司トレーナー)に食事管理してもらったりして、順調に落とせた」と話した。

 対戦相手の堤とは高校時代に2戦して比嘉がいずれも敗れている。プロ転向後も6戦5勝(4KO)1分けの成績を残している若手のホープは決して楽な相手ではないが「自分は行くしかない」と言った。

 比嘉は今年3月、2014年のプロデビューから所属していた白井・具志堅ジムと契約を更新せず、6月末に現在のジムに移籍。今回が新天地で初の試合となる。

 王座はく奪。今年2月の再起戦も今ひとつで現役続行か否かで揺れる時期もあったが「もう一度ボクシングをやると決めた以上、世界王者になりたい」(比嘉)。

 現在のバンタム級では、頂点にWBAスーパー&IBF統一王者の井上尚弥(27=大橋)が君臨する。この点について「今、尚弥さんはずっと上の存在。そこに行くなら、目の前の試合に勝って、できるだけ早くチャンピオンになって、そこからがスタート」と、自分が現在置かれた状況は理解している。

 8か月ぶりのリングでは、連続KO日本記録を作った時のような「強いダイゴ」を見せられるか。