「井上尚弥の新しい伝説が始まる」大橋会長11・1モロニー戦後は4団体統一、フェザー級も視野

2020年10月15日 18時21分

モロニ―戦に向けて気合が入る井上(大橋ジム提供)

 ボクシング大橋ジムの大橋秀行会長(55)が15日、オンラインでの取材に応じ、WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)が31日(日本時間11月1日)にラスベガスで行う試合について「新たな伝説の始まりになる」と話した。


 18日に渡米を控えているとあって国内での調整も最終段階。17日に打ち上げるスパーリングの様子について大橋会長は「走、攻、守とすべて揃って、完璧」と表現した。

 当初は、4月にWBO世界バンタム級王者のジョンリール・カシメロ(31=フィリピン)と戦うはずだったのが、新型コロナウイルスの影響で延期に。その後、相手がWBO同級1位、ジェイソン・モロニー(29=オーストラリア)に変更となった今回の試合について同会長は「新たな伝説の始まり」と表現した。

 モロニー戦後の青写真について大橋会長は「まずは4団体統一」とバンタム級の完全制覇を挙げる。さらに「スーパーバンタム級に上げて4団体統一。そして、いずれはフェザー級に上げて、と無限の可能性がありますね」と、バンタムとSバンタム級ですべてのベルトを獲得し、さらに5階級目となるフェザー級でも頂点をめざすプランを明かした。日本のボクシング界では前人未到、というよりも想像すらつかなかったようなことも〝怪物〟井上なら決して不可能ではないように思えてしまう。

 こんな青写真を語れるのも、井上の勝利を確信している証。その井上は「日本での練習は納得のいく練習ができました。体重も予定通りいっているので、この調子でラスベガスに乗り込み、最高の試合を見せます!」とジムを通じてコメント。「伝説」に向けてのスタートとなるモロニー戦が、楽しみだ。