井上尚弥 ラスベガス決戦のファイトマネーは100万ドル!無観客でもダウンなし

2020年10月05日 15時51分

井上尚弥

 ボクシングの大橋ジムの大橋秀行会長(55)が5日、オンラインでの取材に応じ、WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)が31日(日本時間11月1日)にラスベガスで行う試合のファイトマネーが、当初4月の試合で予定されていた100万ドル(約1億500万円)から、無観客試合となっても減額されないことを明らかにした。

 世界が「NAOYA INOUE」の価値を認めた証しだ。

 井上は当初、4月にWBO世界バンタム級王者のジョンリール・カシメロ(31=フィリピン)と統一戦を行うはずだったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。その後、9月開催も浮上したものの、相手がWBO同級1位、ジェイソン・モロニ―(29=オーストラリア)となり、31日に行われることになった。

 試合は無観客ということで、チケット収入がゼロになることから、当初はファイトマネーが30~50%ほど減額されるとみられていた。

 このことについて大橋会長はこの日「そのまま100万ドルということになりました」と明らかにした。

「無観客だからダウンも仕方ないと思っていたけど、この状況でそのまま(同額)というのは、すごいことだと思う」と話した大橋会長は続けて「ここがスタート。いい試合をして勝っていけば、日本人ボクサーとしては、あり得ない金額になっていくと思う」とも。

 チケット収入がなくなってもファイトマネーの減額がないということは、興行のプロモーターでもあるトップランク社が井上の価値を認めたからに他ならない。

 試合をやるのは昨年11月のWBSS決勝、ノニト・ドネア(37=フィリピン)戦以来、約1年ぶりとなる。

 その間にコロナで延期や先の見えない状況が続きながらも「モチベーションを切らすことなく、いつも通り、日常の練習をしている。フットワーク、サイドステップのスピードが著しく成長している」(大橋会長)。

 18日の渡米までにはスパーリングを打ち上げるので、井上の調整も最終段階に入りつつある。そして、ファンのワクワク感も徐々に高まっていくはずだ。