ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦が26日(日本時間27日)に米コネティカット州で行われ、同級1位で元WBC世界バンタム級王者の〝悪童〟ルイス・ネリ(25=メキシコ)は同級6位のアーロン・アラメダ(27=メキシコ)に3―0で判定勝ちして新王者となり、2階級制覇を達成した。

 サウスポー同士の対戦は、序盤からネリが積極的に手を出すものの、アラメダの守備を崩すことはできず。終盤には反撃を食らう場面もあったものの、最大8点差が付く判定で勝利をモノにした。

 2017、18年に山中慎介氏(37)と対戦したネリは、KO勝ちでWBC世界バンタム級王座を奪い取った1戦目後にドーピング違反が発覚。2戦目では前日計量に失格して王座をはく奪される騒動を起こしている。