日本ボクシング連盟の男子普及委員に就任した俳優でタレントの赤井英和氏(61)が25日、リモートで会見を行い、ボクシング界への恩返しを誓った。

 大阪府出身で元プロボクサーの赤井氏はアマチュア時代に全国高校総体優勝などの実績を誇り、「浪速のロッキー」の愛称で人気を博した。そんな赤井氏は日本連盟から就任の打診があった時の心境を「すごくうれしかった」と語り、二つ返事でOKしたという。

「ボクシングに出会えて今がある。ボクシングに感謝しているし、恩返ししたい気持ちが強くあった」

 何倍くらいの恩返しがしたいか?との質問には「1000倍返し!」と力強く宣言した。

 今後は様々なボクシング競技普及活動を行うが、先月に女子強化委員&普及委員に就任したお笑いコンビ・南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代(41)とのコラボも熱望。2人はテレビ局のスタジオですれ違った程度で特に親交はないというが、赤井氏は「2人でドツキ漫才でもしようかな。俺がボケで」と提案した。


 実現すれば〝ダブルボケ漫才〟で話題となるに違いない。2人が目標とする「ボクシング人口の増加」の一役を担いそうだ。